【人間関係・仕事】ストレスとの向き合い方

ここでは仕事における様々な種類のストレスとその解消法について共有します

はじめに
ストレスの要因について
不安・悩み事
不快な状況
イライラした出来事
最後に

はじめに

大前提として、現代社会を生きる私たちは常日頃から様々なストレスにさらされています。何も仕事だけでなく、生活環境、家庭環境、友人との関係、挙げたらきりがありません。逃れられないものである事は自覚した上で、どのようにして解消、消化していくのかのヒントになることをお伝えします。

ストレスの要因について

ストレスの要因について大きく３つ挙げてみることとします。それぞれについて説明します。

・不安、悩み事

・不快な状況

・イライラした出来事

不安・悩み事

一番抱え込みやすく、溜まりやすい事になるかと思います。不安を抱えているだけでも、その事ばかり頭をよぎりクヨクヨと悩むことでストレスになり、時には収拾がつかなくなってしまいます。不安の種類を分けて考えてみましょう。

１、漠然とした不安

例として、「あー、このまま生きていていいのかな」、「将来が不安です」、「収入少なくてやっていけるのかな」など、自身の将来についてのものや、「つまらないな」、「だるい」など調子が悪いときなど、人によるのかもしれませんが、こんな風に、今の時点で考えて解決するようなことでないことをあれこれ考えてしまうような状態であることが多い状態が言えます。

２、個人的な悩みについての不安

１番と似ているようですが、もっと具体的な内容で、「今日の会議の発表どうしよう」、「明日仕上げなければならない仕事が終わらないどうしよう」といった事が頭の中でグルグルすることはありませんか。上記と違う点は、比較的今現在解決できることになります。

３、人間関係での悩み、不安

「上司にパワハラをされた」、「親との関係がうまくいっていない」、「友人、恋人と喧嘩中」など、人間関係についての不安、悩みがある状況です。これについては１番解決が難しく、大きな力と時間を要する問題として挙げられるでしょう。

ANSER

１についておそらくあなたが現在特に何もしていないときに襲ってくるものだと思います。ですから、スイッチを入れる必要性があります。起きて活動をする。なんでもいいです。水を飲んだり、歯を磨いたり、ご飯を作って食べたり。当たり前の事をするだけで、脳が切り替わります！始動には非常にエネルギーを消費しますが、これをしない限り不安は消えません！ただし、鬱や不安障害がある方は、この感情に支配されきったときでよいと思います。身体を休めることに専念する事はとても重要なので、どうか動けなくてもいいと思って休みましょう。

2についてはあなたが納得する（その問題が過ぎ去る、解決する）まで、必死になって取り組む必要があります。ポイントとしては納得することということです。ですが、すべてを完璧に対応する必要はありません。場合によっては５０％でもよいのです。あとは、その物事が過ぎれば（乗り切れば）その不安は消え去ります。今の自分に出来ることに最大限コミット（集中）していきましょう。

3について１番難しいと書きましたが、これについてはあなた自身に問題があることもあれば、相手に問題がある場合もあります。譲歩や妥協ができる状況であれば、あなたが折れることも時には解決に向かうことになるとは思いますが、１番有効な方法はその状況から離れるということです。理不尽な状況から離れることで、あなた自身がその事で悩む時間を減らしていくわけです。事情により大変難しいかもしれませんが、その人と一時的に関わることを極力避けましょう。そうすれば、すり減った心の状態が段々と元に戻っていくはずです！２番目に有効な方法としては、とことん話し合うことです。あなたの話し合いに応じてくれる相手であれば、思ったことをぶつけることで、相手にわかってもらうことができることがあります。注意点としては話が通じない相手である場合には無効です。わかってもらう努力も大事ですが、この場合はやはり離れる事が１番有効です。

不快な状況

例えばですが、仕事が立て込んでいる状況、不当な扱いをされた。劣悪な環境（臭い、音、光）などが挙げられると思います。上記の不安や悩み事にもつながっては来ますが、これについては耐えうるレベルを超えてしまうと甚大なストレスになります。繊細な人ほど感じやすい事でしょう。どうすれば、解消するのでしょうか。

ANSER

職場環境については声を上げて解決できることは少なくありません。環境が問題であるならば職場の上司に相談することで解決することがあります。それでも改善しない場合は労働基準監督署等に相談しましょう。また、可能であればその場から一時的に離れてみたりすることも有効です。一度落ち着ける場所へいってみたり、昼休みにゆっくりしてみたりすることも有効です。刺激になることから一瞬でもよいので定期的に離れるようにしてみてください。どうしても耐え兼ねるときは、上司に一度相談してみるのが先決です。

イライラした出来事

上記の状況と似ているかもしれませんが、もっと短期的になります。理不尽に怒られたり、余計な横やりをいれられたり、馬鹿にされたりとその瞬間に襲ってくるイライラです。これについてどのように解決すればよいのでしょうか。

ANSER

これについては、その状況にいたったことを考えて、自分の中で浄化する必要があります。理不尽に怒られたのであれば、「この人も大変なんだ。」と相手目線で考えてみましょう。自分は悪くない、自分ばっかりと思ってしまうと怒りが増幅します。最初のうちは難しいかもしれませんが、その状況というのは、時間とともに過ぎ去っていくはずです。なので、自分目線でなくなぜこうなっているのかを冷静に見つめなおしてみましょう。ただし、あまりにも度が過ぎた事が続いた場合は注意が必要です。その場合はまず深呼吸して、脳みそをリセットしてみてください。手を止めることが大事です。